YouTubeの投稿 マンション大規模修繕工事会社

19/09/20

マンション大規模修繕工事の㈱セラフ榎本の社長の榎本修でございます。皆様には日ごろから大変お世話になっております。

皆様方のマンションの大規模修繕工事のご予定がございましたら是非ともお声掛け頂きますようお願い致します。

2017822日からYouTubeにてアカウントを作り動画を投稿し始めました。そのきっかけは中小企業経営者を対象とした1冊の本で、ランチェスター経営を基本に書かれておりました。

2年間で1,300本の投稿をしましたが今後も続けて行こうと思います。マンションの大規模修繕工事会社の社長としてYouTubeに投稿した本数は日本一であると思います。

投稿は挨拶に始まり挨拶でおわります。「皆様こんにちは」から始まりお話をさせて頂き、最後に「ありがとうございました」と感謝の気持ちをお伝えさせて頂いております。

20178月から本日に至るまでの2年間に、心が折れそうな日が何回かありました。社長というお役を頂いていることから少々多忙な日がございます。まるで動画を取れない日もございます。そんななかでのYouTube投稿でございました。投稿ができないとすぐに数日たってしまいます。毎日コツコツと投稿をするのが最良でありますが、それを習慣化させるのにいまだに一苦労をしております。私が投稿をしております動画は1分前後が多く、そのたった1分でもできない事がございます。いかに継続は難しいか自身で感じております。

600年前に能を大成した世阿弥は、能楽に関するさまざまな文章を執筆していました。50代半に書いた「花鏡」という伝書には「初心忘るべからず」という言葉を書き残しています。

世阿弥が言う「初心」とは「最初の初心」に限られていません。世阿弥は、人生の中にいくつもの初心があると言っています。若いころの初心、人生時々の初心、老後の初心。それを忘れてはならないと言います。

若いときの初心とは、具体的には245歳の頃を言っています。能役者の場合、まずは稚児姿が可愛い子供時代があり、声変わりなどをして苦労する青年時代があります。そして245歳になると、成人して声も落ち着き舞も舞えるようになります。すると周りが「ああ名人が登場した」「天才が現れた」などと褒めそやしたりします。それで思わず「自分は天才なのかもしれない」と思ったりするわけでございますが、実はそこが壁であると世阿弥は言うのです。

それはその時々の一時的な花に過ぎない、そんなところでのぼせあがるなんてとんでもない。そこにまさに初心がくるのです。まことにこの時が「初心」である。それをあたかも、道を極めたかのように思い、人々に話をして、さもそのような舞台で舞ったりするのは、なんとあざましく嘆かわしいことであろうと言っています。

この「初心」はセラフ榎本の経営すべてに当てはまるものでございます。社長として会社経営は常に「初心」を忘れてはならないと思います。

YouTube投稿3年目も「初心忘るべからず」でございます。

これからも宜しくお願い致します。

令和元年914

株式会社セラフ榎本

代表取締役 榎本修