ドローン調査報告書作成QAAQA 事前に決めたルート、人員配置で調査を行います。一般的なマンションであれば基本的に1日で調査が終了します。タワーマンションの場合は数日間に分けて調査を実施することも。調査は①操縦者②操縦補助者③風速計測④離発着場管理⑤安全誘導員の5名体制で、役割をローテーションしながら実施します。複数人で分担して報告書を作成します。写真台帳にドローンで撮影した劣化部分の写真を添付し、必要であれば物件の立面図を用いて劣化プロット図も作成します。決められた期限内にチーム全員が自分の担当分を完成させ、最後に全員分を合わせて最終確認をし、報告書が完成します。On the dayOn the dayAfter the inspectionAfter the inspection43ドローンは安全に操縦する必要がありますが、過度に慎重になってしまうと調査が長引いてしまう点が難しいなと思います。事前に調査範囲を確認し、調査中は周囲の安全確認を複数人で行うことで、正確・安全かつ、できるだけスムーズな調査を意識しています。ドローン調査を行う上で大切なことは何ですか?飛行ごとの危険予測と、緊急時の対応策を事前にシミュレーションして共有することです。例えば、離発着場から離れた場所で飛行をする際は、帰還するバッテリー残量を余裕をもって計画。緊急着陸場所も事前に決めておき、着陸時の各自の役割を明確にしておきます。ドローン調査で難しいなと思うことは何ですか?その対処法も教えてください。赤外線画像の解析です。タイルの材質や日照条件など、調査時の環境が毎回異なるため、タイル浮きのわずかな差を見極める必要があります。そのため、これまでの解析データや典型的な浮きのパターンを参考にしながら基準を整理し、チーム内で共有しています。また、複数人で解析を行う体制をとることで、判断の精度向上にも取り組んでいます。
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