セラフタイムズ2026年1月号
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QYSEA FIFISH V6 EXPERT 水中ドローン株式会社セキド HP より水 難 救 助 か ら 海 底 調 査 ま で45Column  ドローンが空だけでなく、海でも活躍していることを皆さんはご存じでしょうか。日本は四方を海に囲まれ、川や湖、ダムなど、水に関わる環境が非常に多い国です。そうした中で近年注目を集めているのが「水中ドローン」です。〈 定義 〉 水中ドローンとは、一般的に「人が乗らず、遠隔操作や自律制御によって水中を移動・撮影・観測できる小型無人機」と定義されています。〈 機体 〉 空を飛ぶドローンとは異なり、水の抵抗を受けるため、機体には防水・耐圧構造が施され、推進のために複数のスラスター(プロペラ)が搭載されています。また、水中では電波が届きにくいため、多くの機種ではケーブル(テザーケーブル)を本体と陸上のコントローラーに接続しています。操作は専用のコントローラーやスマートフォンなどを使用し、リアルタイムでカメラ映像を確認しながら行います。水中ドローンは水深数 m から 100m 以上の深さまで潜行できるものもあり、機体のサイズや性能に応じて用途が変わります。〈 利用方法 〉 主な利用目的は、港湾やダム、水中構造物の点検、養殖場や漁業のモニタリング、海底地形の調査、さらには水難救助や捜索活動などがあります。〈 価格 〉 価格帯は 約 10 万円~ 100 万円前後と幅広く、個人でも扱いやすい小型モデルから産業用の高性能機まで様々です。また、購入前に性能を試せるレンタルサービスも普及しています。 このように、水中ドローンは海洋調査や防災、映像撮影など幅広い分野で活用が進んでおり、今後さらに進化していくことが期待されています。水 中ド ローン の可 能性

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