大規模修繕工事の長期修繕計画とは?

20/02/27

大規模修繕工事を昔の公共で使われている仕様書をベースに通り一辺倒の大規模修繕工事仕様書が未だに共通仕様書となっています。

改修サイクルは10年?でも鉄部塗装は塩害地域で3~4年、ではこの差の工事はどうするの?ウレタン塗膜防水の保証は5年、トップを上塗りすれば延命できる、この差の施工はどうする?

新築工事で屋根に保護コンクリート仕様の防水は耐久性は実際20年以上ありますが、10年で通気緩衝防水をしてる物件もあります。

この差は無駄な費用ではないでしょうか?

今は令和です。昭和の昔の工法で安かろうは耐久性も昭和ですから修繕積立金を効率良く使えないため、修繕積立金が上がってしまいます。

そろそろ、昭和の大規模修繕計画から脱出するべきではないでしょうか?

コンクリートの中性化防止は何のため?内部鉄筋まで中性化すると鉄筋が錆て膨張、コンクリート破壊。この中性化はなぜ起きるのかを根本的に考えれば、ただ塗装するでは正しくない。

鉄部塗装、ただ色を塗って保護する。いいのでしょうか?錆はなぜ発錆するのかを考慮すれば3~5年で本来塗り替えが必要なのに実際大規模修繕工事のサイクルで行うから、鉄部本体が劣化が酷くなり気が付けば穴だらけとなります。

今の建物を何年で建替えするのかを考慮することによって、本当の長期修繕計画ができます。

そのトータルコストを考えれば新素材、新材料が高くてもトータルコストは大幅に削減できます。

結果、修繕積立金、小規模改修工事費が増えることのない管理となります。

修繕積立金が上がらないマンション。これはマンションの資産価値を大幅に上げる事となり、高齢化社会には必然となってきます。

今、一度、目先の改修工事から全体ことに目を向けてみてはどうでしょうか?

そのお手伝いは、お任せください。建物の状況にあったご提案をさせて頂きます。

小林