「遮熱」と「断熱」 マンション大規模修繕工事 埼玉県

20/06/08

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皆様こんにちは。マンション大規模修繕工事のセラフ榎本です。

早いものでいよいよ本格的な暑さになってきましたね。皆様も熱中症にはお気を付けください。

 

暑さ対策にも様々なものがありますが、壁材や塗料といった建設部材の観点から使われるものだと「遮熱」、「断熱」という言葉がよく見られます。ところでこの「遮熱」と「断熱」はまったく違うものであるということをご存知でしょうか?

 

「遮熱」は放射熱を「反射させたりして室内等に入らせないようにする」ことを指します。そして「断熱」は「壁内を伝わる熱そのものの量を小さくする」ことを指します。

 

この二つの意味の違いは重要で、取り合わせ次第では暑さ対策への効果が薄まってしまうこともあるのです。

 

例えば「遮熱」の効果のあるものを室内に取り付けてしまうと、外からの熱を反射できないばかりか、室内側の熱が部屋の外に逃げずに余計に暑さを感じるといったことがおきてしまいます。

 

逆に断熱性がついていても、例えば窓ガラスのように光を透過してしまうものであるとその効果が薄くなってしまうので、遮熱性が必要になってきます。

 

異常気象と言われて久しい現代、工夫して過ごしていきたいですね。

 

大規模・小規模修繕工事のご用命はセラフ榎本にお願いいたします。

建設本部 第一部