江東区 東京都 マンション大規模修繕工事 コンクリート中性化試験を行いました。

20/09/01

皆様こんにちは!

セラフ榎本建設部 佐藤です。

弊社ブログを閲覧していただきありがとうございます。

今日はコンクリート中性化試験を行ったことのご紹介です。

現在工事を行っている建物は鉄筋コンクリート構造です。コンクリートは中性化が進むと

コンクリートの強アルカリ性で保護されていた鉄筋がさびてしまいます。

鉄はさびると体積が増え内部からコンクリートを破壊し、ひび割れや剥離を発生させてしまいます。

発生したひび割れや剥離の箇所からさらに中性化が進み、コンクリートを破壊する悪循環となってしまいます。

建物は安全でなければならないので、コンクリートの中性化試験は重要な試験項目となります。

DSCF1099

 

写真はコンクリートの一部を円柱状に切り取ってアルカリ性に反応する試薬を塗布したものです。

左側が外壁の塗装が施されている面になり右側がコンクリートの内部になります。紅色に着色しているところが

アルカリ性なの中性化は進行していないことがわかります。

建物の状況を確認することも現場において大切な業務です。今後もより良い施工を目指して努力してまいります。

セラフ榎本 建設本部