コンクリート爆裂 大規模修繕工事 埼玉県

20/04/14

皆様こんにちは。

マンション大規模修繕工事のセラフ榎本です。

 

今回は「コンクリートの爆裂」についてご紹介します。

 

皆さんはコンクリートの壁が割れ、内側が露出している建物を見たことはありますか。それはもしかしたら「コンクリートの爆裂」が起こっているのかもしれません。

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爆裂はコンクリート内部の鉄筋がさびることで発生します。コンクリートはもともとアルカリ性で内部の鉄筋がさびることを防いでくれています。しかしわずかなひび割れなどから酸素や水分が内部に侵入してくる場合があるのです。そうするとコンクリートは中性化し、鉄筋もさびてしまいます。

鉄筋のさびた部分は体積が膨張するのでコンクリートを外側へ押し出してしまいます。これがコンクリートの割れにつながり、重度の場合は押し出されたコンクリートが崩れ落ち、内部の鉄筋がむき出しになってしまうのです。天井や壁が崩れ落ちれば、人に当たるなどして非常に危険です。

 

爆裂が起きたときは、脆くなったコンクリートとさびた鉄筋を取り除き、さび止めをし、ふさぐ工事が必要となります。また他の部分に水分などが侵入するひび割れがある場合は、こちらもしっかりふさぐことが大切です。爆裂を見つけたら、なるべく早く対処することをおすすめします。

 

マンションの大規模・小規模修繕工事はセラフ榎本にご用命いただきますようお願いいたします。

 

建設本部