マンション大規模修繕工事の安全管理の重要性
平素からご厚情を頂き厚くお礼申し上げます。マンション大規模修繕工事の専業会社として皆様のお役にたてるよう頑張ります。どうぞ宜しくお願いいたします。
2025年の「全国安全週間」スローガンは「多様な仲間と 築く安全 未来の職場」であります。全国安全週間は、7月でありましたが、労働災害を防止するために産業界での自主的な活動の推進と、職場での安全に対する意識を高め、安全を維持する活動の定着を目的としています。 これまで、事業場では、労使が協調して労働災害防止対策が展開されてきました。この努力により労働災害は長期的には減少しておりますが、2024年の労働災害については、死亡災害は前年を下回る見込みであるものの、休業4日以上の死傷災害は前年を上回る見込みであり、近年増加傾向に歯止めがかからない状況となっています。 特に、転倒や腰痛といった労働者の作業行動に起因する死傷災害、墜落・転落などの死亡災害が依然として後を絶たない状況にあります。
2025年10月1日から7日まで実施される「全国労働衛生週間」は、労働者の健康管理や職場環境の改善を目的とした週間キャンペーンで、労働者の健康を確保し、快適に働くことができる職場づくりに取り組むことを目的としています。2025年のスローガンは「ワーク・ライフ・バランスに意識を向けて ストレスチェックで健康職場」で、特に高年齢労働者や過重労働防止、メンタルヘルス対策が強調されています。
以下厚生労働省HP参照
近年になり2025年のスローガンは「ワーク・ライフ・バランスに意識を向けて ストレスチェックで健康職場」であります。弊社におきましても職場の環境改善に向けて努力をしております。社員が生き生きと暮らせる会社を目指していきます。「給料も増えた」「休みも増えた」と社員が思えるようにならなくてはなりません。
現場での安全について記載させて頂きます。私達は安全管理に対して責任を持って行っていかなければなりません。社員は日々のキメ細やかな安全管理が仕事であります。足場の点検、危険予知活動の徹底、不安全行動の禁止、危険個所を作らない、電動工具のチェック、と言った安全活動の徹底をすることが必要であり、その積み重ねが最も重要であります。
また本社の執行部も安全管理は重要な仕事であります。安全に関しては私を先頭にして、安全品質担当者と役員及び建設本部の執行部が全力を尽くしております。
マンション大規模修繕工事の現場で作業する足場工やタイル工、下地工、塗装工や防水工の現場にいる職長は、品質良く仕事をしつつ安全に関しては危険予知活動や作業員の安全意識の向上、不安全行動はさせない、危険作業をさせない、予定にない工事はやらせない、電動工具のチェックなどが重要になります。特に足場工の職長には、足場の組立や解体があることから更に高い安全知識と安全意識の向上が必要になります。弊社はここが最も需要なポイントであると認識をしているため、何度も弊社の現場の足場工事で入っている職長へもセラフ榎本基準の足場組立解体の教育および指導を行っています。足場工である作業員にも同様に、足場組立解体時の安全については根気よく安全について教育と指導をしております。
また、様々な職種の作業員については危険予知活動と安全意識の向上や脚立の天端に乗らない、安全が確保できていない場所での危険作業はやらない、予定にない工事は勝手にやらないなどが、安全に関しては全て重要になっています。
また第三者災害も撲滅をしていかねばなりません。弊社の現場は居住者様がお住まいになっている状態での工事です。第三者災害は絶対に起こしてはなりません。起こさないように万全を期すのが弊社の考え方です。居住者様にご安心していただくよう全力を尽くします。私は現場に行くと居住者様への安全チェックをして行きます。現場代理人も居住者様に配慮した工事を行っておりますが、皆様に本当に配慮しているかを私のような日々現場に常駐していない者の目からみることが必要であります。
2025年8月30日に安全大会を開催しました。弊社の安全大会は現場で働く職人さんが大勢来ます。そんななかでの開催です。社員も含めて200名以上が安全大会に参加します。今回の安全大会は新執行部を紹介いたしました。前年度は建設1部と2部の2部制でありましたが、本年度は建設1部、2部、3部、4部の4部制としたことを説明しました。私や建設本部長により、安全の大切さや安全意識の向上の話、安全品質担当者による現場における事故事例と改善方法を含む30分の安全講話をいたしました。また、当日は現場での安全意識の強かった社員3名と安全であり事故0と物損0の協力会社5社を安全表彰いたしました。プラントメーカーの下請をしている頃に、私自身が担当していたプラントメーカーから安全表彰を幾度となく頂戴しましたが、いついただいても名誉な事でありました。大手の会社ですので、東京の一等地のビルのホールが安全大会の会場でありました。その日ばかりはスーツを着て行ったものです。30年以上前ですが20代前半の私はいただく金一封も嬉しく、帰りに上野で途中下車し、買い物をしてから自宅に帰りました。これも良い思い出です。弊社でも協力会社の皆様に毎年安全表彰をさせていただいております。安全大会の会場で壇上に上がってもらい表彰状と金一封を渡します。○○工業殿、○○仮設殿と1社1社、愛情を持って行います。工事はセラフ榎本と協力会社の皆様と共同して行います。協力会社の皆様とは今後も引続き現場での安全対策を強化して行きます。今後も安全に対して私が先頭に立ち頑張ります。
令和7年10月6日
株式会社セラフ榎本
代表取締役 榎本修







