ドローンの”RTK”とは? ~ドローン測量 計測 観測 GPS 高層ビル外壁調査 赤外線外壁調査 会社 価格 費用 低コスト 大阪 大規模修繕工事

2020/06/11

皆様、こんにちは!
「ドローン」と「赤外線カメラ」による建物診断を行っているセラフ榎本です!

今回は、セラフ榎本がドローンによる赤外線外壁調査をする際に使用しているDJIの「Matrice210 RTK」の名称に含まれている”RTK”についてご紹介します。

スマホなどで位置情報を確認した際にズレが発生しているのを見たことがある方も多いかと思います。スマホはGPSやWi-Fiアクセスポイントや携帯電話の基地局情報の組み合わせで位置情報を得ていますが、実はGPSで得られる位置情報は正確ではなく数mの誤差が生じています。

従来のドローンではGPSのみを搭載しています。GPSのみですと位置情報にズレが生じていますので、万が一点検中などに壁や木などに衝突して墜落してしまったり、付近の住民に危険を及ぼしてしまうような可能性があれば、業務で使用するうえで不安があります。

そういった課題を解決するために、RTKという機能が搭載されたドローンがあります。
RTKとは、リアルタイムキネマティックの略で、位置情報の精度を上げるために使用されるシステムです。

GPSは人工衛星からの通信で位置情報を割り出していますが、GPSには欠点があり日本上空をあまり飛んでおらず、軍事的な理由で正確なデータではありません。
GPSが搭載されている従来のシステム(カーナビなど)は数mの誤差をシステム側で修正しています。

「測量」する際にこの数mの誤差があっては困るので、誤差を数㎝まで少なくできるRTK搭載の産業用ドローンが使われています。

 

私たちセラフ榎本は状況や環境に合わせての建物診断を行っております。

「ドローン」と「赤外線カメラ」による建物診断について気になることがございましたらお気軽にお問い合わせください。

営業企画部